作中に登場する、その他の人物全般に関する解説。
目次(五十音順)
家入硝子(いえいり しょうこ)
呪術高専東京校に勤める解剖医であり、高専生時代の五条や夏油のクラスメイト。呪術や呪霊に関連した遺体の検死や解剖を行う他、任務で負傷した術師の治療に当たる。
特に、通常の医学的な治療では回復が難しい呪術や呪霊に因る負傷を「反転術式」を用いて治療する技術に関しては、彼女以外で使いこなせるのは五条と乙骨 憂太(おっこつ ゆうた)のみであり、同校の”生命線”としての存在感は高い。
なお、在学中からの喫煙者(!)であったが、庵 歌姫(いおり うたひめ)に勧められて現在は禁煙している。
【台詞】
「あまり 伊地知をイジめるな 私達と上の間で 苦労してるんだ」
「脳と呪力の関係は まだまだブラックボックスだからな」
庵 歌姫(いおり うたひめ)
呪術高専京都校の教員であり、高専生時代の五条や夏油、家入の直接の先輩にあたる女性。年齢は31歳で準一級の術師だが、術式などは不明。顔面に大きな傷跡がある。
在学中から家入とは親しかった様子であるが、五条との不仲も在学中から続いているものである。
【台詞】
「で あの馬鹿は?」
「オフの日にアンタと長話したくないのよね」
伊地知 潔高(いじち きよたか)
呪術高専に於いて、五条のような教員とはまた別の「補助監督」という役割を担う人物。年齢は26歳。補助監督の業務は主に、生徒達に対する任務内容の伝達や現地、現場への案内など。
戦闘に参加する事は基本的に無いが、最低限、呪霊を視認したり、簡易的な結界術である”帳”(とばり)を展開する程度の呪力は持ち合わせている。
【台詞】声優:岩田 光央
「”帳”を下ろします 御武運を!!」
「行ってはいけません 虎杖君」
憂憂(ういうい)
一級術師である冥冥(めいめい)の弟であるが、姉に対して異常なまでの敬愛ぶりを示し、常に「姉様」と呼ぶ他、周囲の人間にも冥冥の言動に迎合するように促す。外見的な年齢は十代前半といったところだが、詳しい事は不明。
シン・陰流の「簡易領域」を扱えるが、他の術式の有無や術師としての等級なども不明である。
【台詞】
「姉様が愛でているのは 家族ではなく 家族という雇用関係でしょう?」
「姉様にバックアップをさせるなんて 五条悟…贅沢な男ですね」
「いいのですか? 姉様のために死んでも」
夜蛾 正道(やが まさみち)
呪術高専東京校の学長であり、高専生時代の五条、夏油、家入の担任でもあった人物。術式は「傀儡呪術」(かいらいじゅじゅつ)であり、人工的な”呪骸”の制作と操作術の第一人者。その最高傑作とも言えるのが、人間のような感情を宿すに至った2年生のパンダである。
【台詞】声優:黒田 崇矢
「ガッデム!!」
「呪術師に 悔いのない死などない」
「合格だ ようこそ呪術高専へ」